ほとけさまのお悩み相談室

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岡本一志先生の待望の新刊「ほとけさまが伝えたかったこと」
岡本一志先生の待望の新刊「ほとけさまが伝えたかったこと」

原因がハッキリすると、悩みは解消する~運命のしくみ講座(3)


悩み苦しみのない人なんて誰もいない

お釈迦さまは35歳で仏のさとりを開かれた時に、
人生は苦なり
とおっしゃいました。

 みんなから「あの人は楽しそう、何の悩みもなさそう」と思われている人もいます。しかし、お釈迦さまは、「そんな人でも、実は苦しんでいる。悩み苦しみのない人なんて誰もいないのだよ」とハッキリ見抜かれているのです。

 私はブログやメルマガの読者などから、いろんな悩みの相談を受けることがあります。
 家庭や職場での人間関係から、恋愛、勉強のしかた、時には、生きる意味が分からなくなったというとても深刻なものもあります。

 そういう方の悩みを聞いている中で、分かったことがあります。
 それは、悩みというのは、自分が何に悩んでいるのかがハッキリすれば、ほとんど解消されるということです。
 逆に、自分が何に悩んでいるのか、悩みの原因が分からないから、必要以上に不安になったり、腹を立てたり、疑心暗鬼になったりしてしまうのです。

 例えば体調が悪い時、自分が何の病気なのか分からないとますます、不安になります。ひょっとしたら深刻な病気じゃないだろうかと悪い考えが頭をめぐってきます。
 そんな時、病院に行って診察を受けて、胃炎だとハッキリすると、もう、あれこれと思い悩む必要はなくなります。あとは、治療だけです。

何に悩んでいるかを整理していく

 話を聞きながら、相手の方が何に悩んでいるかを整理していくと、それだけでパッと道が開けることがよくあります。
 こんなことがありました。

 あるお母さんから、中学3年生になる子供が最近、不登校ぎみだという相談を受けました。実際に、その方のお宅に伺って、その子供さんと話をすることができました。
 世間話で仲良くなった後、
「最近、学校はどう、楽しい?」
と聞いてみました。

「あんまり楽しくない」
と蚊の鳴くような声で答えたので、
「そうなんだ、でも何もかもつまんないわけじゃないよね、楽しいこともあるんじゃない?」
「クラブ活動は楽しい」
「そうなんだ、何部に入っているの? そうか、楽しそうだね。じゃあ何が嫌なの?」
「数学が嫌だ……」

 とその子の悩みを聞いていくと、数学が特に苦手で授業がさっぱり分からないので、学校に行くのがつらくなってしまっていたのです。
 どこが分からないのかをよく聞いていくと、小学校で習った分数の計算が理解できないまま中学生になっていたことが分かりました。しかも、そのことを恥ずかしくて誰にも言えなかったのでした。

 そこで、
 「学校が嫌いなんじゃなくて数学が嫌だったんだね。でも数学全部が分からないのでなくて、分数の計算につまずいていただけなんだよ。そこだけ分かれば、全部、好きになるから、だまされたと思って、次に会う時までにこれをやっておいてね」
と言って分数の計算ドリルをプレゼントしました。
 後日、お母さんから聞いたのですが、その子は真面目にドリルをやって、数学の成績がぐっと伸び、当初は高校進学も心配されていたのに、立派に進学できたそうです。

 私たちは1つ嫌いなことがあると、全部が嫌になることがあります。
 でもそれは、1本の木が嫌いだからといって、その木が生えている山全体が嫌になって、その山にあるモミジやクリやシイタケ、ドングリ、小川のせせらぎ、鳥のさえずり、たくさんの素敵なものを捨ててしまうようなもったいないことです。山全体が嫌いなのではなく、1本の木が嫌いなだけだと分かれば、全部を捨てなくても済みます。

 悩んでいる時、少し落ち着いて自分が何に悩んでいるのかを振り返ってみましょう。
 なんだ、こんなことに悩んでいたのかと気持ちが軽くなって、解決の方法がハッキリして目の前が開けるものです。

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