ほとけさまのお悩み相談室

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岡本一志先生の待望の新刊「ほとけさまが伝えたかったこと」
岡本一志先生の待望の新刊「ほとけさまが伝えたかったこと」

人間関係をよくするために、何か一つ心がけることがあるならなんですか?


Q. お悩み

子供のころからコミュニケーションが苦手なのですが、社会人になってこれが致命的であることを痛感しています。職場で自分ひとりだけ浮いているような気がするのです(というか、浮いてます)。
何とかしたいと思ってコミュニケーションの本を読みましたが、私には難しすぎます……。
なにか「これ1つだけでも心がければいい」ということはありますでしょうか?

A. お答え

誰にどれだけ言っても、マイナスにならない言葉

人を励ましたり、ほめるというのは、なかなか難しいことです。

「がんばれ」とか「がんばっているね」という言葉は、場合によっては、相手にプレッシャーを与えてしまうことがあります。

また、「○○さんは、仕事ができる人ですね」とか、「おしゃれですね」とほめても、状況を間違えると、嫌味に聞こえかねませんし、「あなたに何が分かるの」と、かえって気分を害されてしまうこともあるでしょう。

しかし、誰にどれだけ言っても、マイナスにならない言葉があります。
それが、

「ありがとう」

という感謝の言葉です。

この「ありがとう」という言葉は、誰に対しても、どれだけ言っても、相手との関係をよくしてくれる言葉です。

お釈迦さまは「心施」(しんせ)を心がけなさい、と教えられました。
この心施(しんせ)とは、心からの感謝の言葉を伝えるということです。

仕事で上司にお世話になったとき、「ありがとうございました」とさわやかにお礼が言えると、上司も、「やってよかったな」とうれしい気持ちになります。

上司からも部下のがんばりに対して、「○○君、いつもありがとう」と言うと、部下は「もっと、がんばろう」という気持ちになりますね。

「ありがとう」という言葉は、どんな立場の相手に言ってもOKな言葉なのです。

また、「ありがとう」は、日常のちょっとしたタイミングでも、言うことができます。

一緒に食事をしていて、相手がこちらのぶんの水もついでくれたとき、ハシをとってくれたときでも、「ありがとうございます」と言うことはできますね。

どんな小さなことにでも、気持ちよい感謝の言葉を言えると、この人は、礼儀正しく、誠実な人だなととても好感を持たれます。

一歩踏み出すことで世界は大きく変わっていきます

自分のほうから心がけて、感謝の言葉を言っていくと、相手も、感謝の言葉で返してくれるようになります。

心理学には、「返報性(へんぽうせい)の原理」といわれるものがあります。

人には、自分のされたことをそのまま、相手に返そうとする心理傾向があるということです。

自分が優しくボールを投げたら、相手も優しく返してくれるでしょう。

あの人にお世話になったから、今度は、何かでお返しをしよう。
この間、あの人に助けてもらったから、今度は、自分が助けてあげたいと誰しも思うものです。

相手が言うまでは自分は言わないというのではなく、ちょっとしたことでも、自分から、「ありがとう」と言っていく。
するとお互いの間に、感謝で結ばれた関係ができていくでしょう。

「ありがとう」という言葉は、どれだけ言っても、言いすぎることはない、魔法の言葉なのです。

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