ほとけさまのお悩み相談室

ほとけさまのお悩み相談室

人間関係でトラブルが続き悩んでいます。

Q. お悩み

とにかく人間関係で悩みたくないです。

A. お答え

悩みや苦しみの多くは、人間関係のトラブルや悩み

 相手が何を考えているか分からないから、自分のことを嫌っているのではないかと疑心暗鬼になってしまう。
 相手の求めていることが分からないから、相手のためにと思ってやったことが裏目に出てしまって、相手を傷つけてしまう。

 わざと相手にひどいことを言ったり、やったりすることは少ないでしょう。それよりも、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、不快にさせたりすることがほとんどです。
 だから、相手の気持ちを知ることができれば、「これは今、言わないほうがいいな」「これは相手が気にしていることだから、触れないでおこう」と、気をつけることができ、トラブルもぐっと少なくなるはずです。

 では、私たちはどうしたら相手の気持ちを知ることができるでしょうか。

 それは、「相手の話をよく聞く」という一点に尽きるのです。

相手の話に耳を傾けてみましょう

 私たちは超能力者ではありませんから、相手の心の中をのぞくことはできません。「空気を読め」とか「雰囲気を察しろ」といわれても、空気も雰囲気も目に見えませんから、どうしていいか分かりません。
 だから、目に見えない相手の気持ちを知るには、相手の話を聞く以外にないのです。

 私たちには、「自分の気持ちを分かってもらいたい」という強い欲求がありますから、聞き手に回っているつもりでも、「でも、こうじゃない」「だけど、こういう場合もあるでしょう」というように、ついつい相手の意見を否定して、自分の考えを主張しています。
 関心がない話題だと、「それがどうしたの」と退屈そうに受け答えをしています。
 自分が詳しい話題になると、「あ、それ知ってる。○○でしょう」と、聞き手だったはずが、急に話し手になってしまうことだってあります。

 そんな時、ちょっと自分の気持ちを抑えて、相手の話に耳を傾けてみましょう。相手の話を聞くと、相手の本音や気持ちが分かってきます。聞くことは、相手の気持ちを知って理解することだからです。

 相手の気持ちが少しでも分かれば、話を聞いてもらった人は、「自分の気持ちを分かってくれた」と喜び、あなたのことをとても好きになるでしょう。

 それだけで、人間関係のトラブルはみるみる解消します。誤解が解けたり、心の距離が縮まったり、自分の思いを相手に受け入れてもらえるようになるのです。

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